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今後の方向性~EdTech~

さきほど、スマートフォンやタブレットの登場や、動画ストリーミング技術や通信環境の発展によって、動画や電子書籍、アプリなど、扱うメディアの選択肢が増えてきたというお話をしました。
実は教育系コンテンツにおいて、時代は「多彩なメディアで伝える」という地点をとうに過ぎ、世界ではテクノロジーの進歩によって教育の仕方そのものを大きく変えていこうという動きが加速しています。EdTechですね。

EdTechとは教育(Education)とIT(Technology)を融合させ新しいイノベーションを起こすビジネス領域を指します。
現在であれば、Aiの活用による個別最適化がその代表例でしょうか。
アメリカや中国といったEdTech先進国はもちろんのこと、日本でも様々なサービスが開発されてきており、経産省を筆頭に国策レベルでも重視され始めてきました。

今回紹介したmediLinkは、医学教育業界初の総合的なe-learningシステムであり、同様の機能とコンテンツを揃えるものは現在他にありません。
しかし、mediLinkが「EdTech」=イノベーションといえるかというと、やはり違う。電子書籍や動画、データベースの集合体ですから、技術的には珍しいものではありませんし、一対多の一方通行的なコンテンツのままであるといえます。

私たちは、mediLinkをコンテンツとテクノロジーの双方でもっと発展させ、医学教育に貢献できるEdTechサービスに育てていきたいと思います。

今後の方向性~EdTech~

コンテンツ面では、今はニーズの高い国家試験対策(臨床医学)からはじめていますが、臨床と結びつけた基礎医学の学び方、将来研究者を目指す人を増やせるよう基礎医学の教え方、臨床現場での考え方・判断の仕方(臨床推論)、臨床実習の学びを深められる仕掛け、医療職としてのプロフェッショナリズム(倫理や態度)…などなどやる価値があるコンテンツの企画はたくさんあると思います。

テクノロジー面では、Aiを利用した個別最適化なのか、学びあい教えあえるコミュニティの創造なのか、ゲーミフィケーションか、仮想体験的なものなのか…。医学を学ぶ人に本当に必要な機能は何かを考えて続けながら、これからの戦略に最も合致するものを選んで開発を始めていきたいと思います。

今後の方向性

mediLinkは、今は国家試験対策コンテンツが大きなウェイトを占めていますが、先に述べたようにコンテンツと技術や仕組みの観点から医学の学びを考え抜いて、大きな役割を果たせる「WEB上の学校」にしていきたい。その点で教員のサポートは特に重要と思っています。
医療系の教員の役割は非常に多く教育の負担が大きい。mediLinkが、教員以外で代替できる教育支援機能やコンテンツを持つことで、教員の負担を減らせば、実習やグループ学習など大学でしかできないこと、人(教員)でしかできないことに力を割けるようになる。EdTechが、リアルな大学での教育を間接的に強化できると思うのです。私は、そういう仕事をメディックメディアができるようにしていきたいと思います。

今回、医学生向けのサービスでお話しましたが、すでに開発が進んでいる看護、将来的には今現在書籍中心に展開している栄養やリハビリ、福祉分野でも、EdTechサービスを展開していきたいと思います。
メディックメディアが、出版社から「コンテンツとテクノロジーで医療の学びを変えていく」会社に進化していくことが、いまから楽しみなんですよね。

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